ボカロPがアラカンで何が悪い! = 点五P公式

アラカン ボカロPの活動奮闘記!

#260 5/1 Touch Me (All Night Long) ft. GUMI (洋楽カバー第二弾)いよいよアップ!

洋楽カバー2曲目完成!

5/1(火) 17:00 ニコ動アップ
5/5(土) 11:00 YouTubeアップ

ですです!

で、タイトルは!

Touch Me (All Night Long) ft. GUMI です。

今回は S-ilo さんのすてきなイラストを使わせてもらいます。

花鹿ノコ さんに動画化していただきました。

 

 アイコン画像(予定)ちょっとチラ見せします。
↓こんな感じです!

 

f:id:dekunobobenkay:20180423201054j:plain

 

原曲は '91年のCathy Dennisさんのヒット。
全米 2全英 5をマークしてます。
↓コレ

www.youtube.com

オシャレなダンスポップという感じ。
日本ではWinkが日本語カバーしてました。

 

で、これを4つ打ちEDMにしちゃいました。
原曲とはまた違う新しい感じ!


ボクの発表曲の中で最もEDMらしい感じにできました。
GUMIちゃんの英語もいい感じ

 

アップおたのしみに!!!


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#259 Vocaloid 英語調教のポイント大公開

なんとか、カバー2曲目の仮オケが完成して歌い手さんに送りました。
キリがいいところなので、前回保留した英語調教のポイントを書いちゃいます。
確か、5年前くらいに一度書いたんですが、正確でないことや、一部誤解もあったので、消してしまいました。
その時に書いたことと半分くらい重複してますが、この機会に整理して書いておきます。
自分向けのメモも兼ねてw

それをやったらどんな感じになるのか、合わせて聴いていただけるといいんですが、この記事の公開時点でまだカバー2曲目できていないので、お待ちください。
公開後にここにもリンクを張り直しておきます。

↓コレ (2018.5.1追加)

www.nicovideo.jp

 

3曲目も同じ考え方で調教しましたのでご参考に。

↓コレ (2018.6.26追加)

www.nicovideo.jp

あ、それから、Megupoid English を使う前提ですのでご了解のほどを。


【方針の転換について】

まず何をしたか、書く前に、どういう調教を目指したのかを書きます。
これと違う方向性を目指しているな場合は、あまり参考にならないかも。
ということでご注意を。

方針1. AutoTuneをゆるくかけっぱなしにして、ケロ気味にする
前の曲までは、より「人間的な」調教を目指したが、今回はちょっと機械的な声に寄せました

方針2. カンペキをめざさず、あまり時間をかけずにやる方針
前回MinnoさんのVocalを聴いて、やっぱり人間にはかなわないと思い知りました。
時間をかけてもどうせ限界はあるなと。
そこそこ聴けるくらいを目指しました。


【0. 大まかな作業順序】

1) 発音の矯正 (発音記号の修正、VELの調整)
2) アクセント調整(アクセント+OPE)
3) 音程、音量以外のその他パラメータをやっつける(GEN、CLE)
4) ピッチ調整
5) 音量(DYN)調整

それぞれについてどんな感じか書いていきます。


【1. 発音の矯正】

1) VELの修正
日本語のGUMIちゃんは下げて調整しないと子音が不明確なことが多いのですが、
英語版はほとんど修正いりません。
たまに子音がキツすぎて上げて対応することもあります。(rの発音)
今回の曲はVEL調整は一箇所だけでした。"Drive" の"Dr"が弱かったんで。
でもVEL下げ過ぎるとなんだか不自然なので、補正は弱め。あまり明確にはなってませんがこんなもんかと。

2)発音記号の修正
前後の単語のつながりによって発音が変わるケースは手で直すしかありません。
例としては、
・母音の前のTheを「ザ」じゃなくて「ジ」に変える
・"Let's your"を「レッテョア」じゃなくて「レッチョア」に変える
などなど。
ネイティブか、かなり英語が得意な人に聴いてもらわないとなかなか気づかないんですよね。
今回も、MinnoさんのVocal聴いてから直すかもしれません。


【2. アクセントの調整】

英語の調教ではこのアクセント調整がメインで、一番手間をかけます。
具体的に言うと、すべてのノートのアクセント値とOPE値を点検調整します。
なぜこれが必要かというと、

「日本語は上下の音程的なアクセントですが、英語は強弱のリズム的なアクセントです。
 強弱が適切でないと、英語らしく聞こえないどころか、意味を理解してもらえない場合すらあります。

1) アクセント
0--100までの範囲で設定でき、デフォルトは50ですが、
 ・前置詞、接続詞、冠詞、助動詞は、20~30に落とします。
 ・主語、メインの動詞/形容詞、強調したい目的語・補語の、アクセントのあるノートは60~70に上げます。

(ただし、主語が代名詞の場合は弱くした方が自然な場合もあります)
 ・2音節以上で、アクセントのない音節のノートは、アクセントのあるノートより20~30落とします。
 ・スラーのために母音と語尾の子音だけを付け足した後ろのノートは基本的に30以下に落とします。

上の値でもきれいに聞こえないこともあり、何度も聴いて自然になるように直すしかありません。
とくに、上は上げすぎると雑音が混じることがありますので注意が必要です。
それから20でもデカく聴こえることもあり、10や5にすることもあります。(とくに冠詞)

2)OPE
アクセントと、母音の種類に応じて調整します。
・アクセントを下げたところはOPEを10~20下げます。ただし、a系、o系は下げない方がいいかも。
・アクセントを下げていないところでも、i, u, e系は下げてみます。しっくりこなかったら戻す。
この辺は感覚的で、明確な法則はありません。試行錯誤あるのみです。


大変ですが、英語ボカロはこのアクセントとOPEの調整をやるだけでクオリティが劇的に変わります。
是非がんばってください。


【3. DYN/PIT以外のパラメータやっつけ】

ここは基本的に日本語版と同じ考え方です。
趣味の問題もありますね。
ボクはBRIとBREはデフォルトのままで使いません。
上げると雑音が乗ることが多いので。
使うのは以下の2つです。

1) GEN
音程が高いところは下げ、低いところは上げます。
そうするとらしくなりますよね。
今回の曲は C3--D4までなんですが、
C3--E3を+8、C4--D4を-8にしてます。

2) CLE
フレーズの冒頭を 8とし、だんだん下がってフレーズの最後が0になるようにラインで引きます。
これは、人間がブレスの直後はハッキリ声が出て、だんだんこもってくるのでその感じを出すためです。
が、今回機械的な調教だったんでやらなくてもよかったかな、とも思ってます。


【4.ピッチ修正】

今回は以下の2つのことをやってます。
これも、「英語だから」ということではなくて、「機械的な調教だから」ということでこうしてます。

1) しゃくり
AutoTuneかけっぱなしなので、だんだん変化させるのではなく、ぴょこんと半音、一音上げてしまう形で使いました。

2) 語尾上げ
今回は'80年代アイドルみたいなモロ裏返りはせず、一瞬だけキモチ上げたくらいです。
ノドをちょっと締めたかな、というくらい。

前の曲まではビブラートや、ノート中でのゆらぎをPITで入れてましたが、今回はAutoTuneをかけっぱなしなのでやめてます。
やっても矯正されちゃいますから意味ないです。


【5.音量(DYN)の調整】

これも日本語版と同じ考え方です。
ボクは、マニュアル本にあるような「カマボコ型」にするのは面倒なので、
フレーズの最初のノートの直前で下げて、ノートの頭ちょっと過ぎたところで64に戻すのと、語尾の最後を同様に下げてます。
フレーズの途中はいじりませんでした。
機械的調教だと、平坦な方が感じの方がいいので。


こんな感じです。
参考になりましたでしょうか?
ご感想をTwitterにリプいただけると嬉しいです。
よろです!

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#258 絵師さん、動画師さん募集します。ただし無料でできる方w

前回の投稿で、英語ボカロ調教についてまとめる、と予告しましたが、
コーラスが終わっていないのと、やはりMinnnoさんのVocalを聴いてから直すかもしれない、ということからまだまとめてませんごめんなさい。


ということで、今回は次の曲のイラストと動画の話。

どうするか決める前に、次の曲は誰に向けて発信するのか整理する。

【共通】
・一足飛びに海外でのウケを狙うのは無理。まず日本の視聴者に浸透させることを優先。
(前回ブレブレで戻した部分)
・ただし、海外にも情報が伝わるような形にはしておきたい。

【GUMI版】
・日本国内のボカロ好きに少しでも多く聴いてもらうことをめざす。

【MinnoさんVocal版】
・日本国内の洋楽好き、クリエーターを中心に、歌い手さん、Vocalistやそれを目指している人に少しでも多く聴いてもらうことをめざす。
・ただし、海外にも情報発信可能な形にはしておきたい。


となると、手段としてはこうなるかと。
【GUMI版】
・ニコ動優先で、二次元イラストを作った動画をつけてアップが望ましい。
・1週間後にYouTubeに英語コメントをつけてアップか。

【MinnoさんVocal版】
・ニコ動: GUMI版と同じ動画で日本語コメントをつけてアップ。ご本人垢から。
YouTube:本人写真で英語コメントをつけてアップ。ボクの垢から。
ニコ動画版の一週間後。
・両方とも、GUMI版投稿の2週間後くらい

やはり最初はニコ動のGUMI版のプロモーションに集中すべきだろうから、
こういう順序にする。


で、イラスト、動画をどうするか、という話になる。
今回は前の曲と同様に、カバーなので、

販売できないから収入は見込めない。
費用は極力抑えたいところ。

なので、
イラスト: 無料で描いてもらうか、ピアプロから拾う。
動画: タダでやってくれる人が見つかれば頼むが、見つからなければ静止画で。

ということでしょう。


5月アップならそろそろ探し始めないと、という時期。

ちょっと難しいのは、次の曲はちょっと色っぽい曲なのだ。
GUMIはキャラ的に色っぽい感じじゃないところもあって、合うイラストはあまり無いようだ。
頼んで描いてもらうしかないかも。

ということで、
もし、タダで動画、イラストやってくれる方いらっしゃいましたら自薦、他薦お願いします。
よろしくです!

 

⇒4/7追記

動画師さん見つかりました!

使うイラストも決まりました。絵師さんの許可ももらえました。

4/20ごろ詳細告知します。

募集は締め切ります。

 

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#257 2曲目カバーアレンジの手順はこんな感じ

カバー2曲目制作、まあまあ順調かな。

今回結構細かくスケジュールを立て、しかも実績としてどうだったかも残してみた。

 

< ここまでの実績 >

2/12 歌詞入手、Key、tempo決定
2/13-15 テンプレート化 マスタリングエフェクト、Busエフェクト、基本トラックエフェクトコピー(前の曲から)
2/16 Kick、High Hat音色決定
2/17-18 Bass音色決定

2/19 EDMアレンジ基本確認 (書籍)
2/20 Pluck, Pad, SAW系音色確認
2/21 エフェクト調整(Bass中間Bus廃止)
(2/22: 名古屋出張)
2/23 仮Vocalワンコーラスで入力
2/24 仮リズムパターン、コード決定、Vocal仮入力(未調教)、仮リズムパターン+仮コード弾きでフルコーラス仮構成入力
2/25 曲構成作成、アレンジレビューシート作成、大まかなアレンジプラン作成
2/26 仮リズムパターン+仮コード弾きでフルコーラス構成入力

2/27 調教Plan
2/28 ボカロ発音修正、アクセント
3/1 ボカロGEN, CLE, BRI調整

見てわかるとおり、音色確認に十分な時間をとった。
今回、ドラムはBattery4と各種サンプルの組み合わせ。
ベース、シンセはOmnisphereのEDMパッケージとMassiveの組み合わせ。
最終的に決めたらここで少し解説します。

それから、アレンジ作業らしいことをやったのは2/24 一日だけで、その前後は準備、確認やプランニングばかり。
ボクの性格かもしれないけど、手を動かす前に何をどうするのか、どうしたいのか整理した方がはかどるし、方向性もずれない。
とくに音色は、初めから最終に近いものにしておかないとアレンジのイメージが組み立てられないので非常に重要。
結果的に初めからクオリティの高いものができてきている(と思っているw)


< このあとの予定 >

3/2-7 ピッチ、音量調整
3/8-11 コーラス、ブレス入れ
3/12-16.ワンコーラス仮アレンジ(FX、Fill-in以外)+コピペでフルコーラス仮展開
3/17-23.ワンコーラス作り込み
3/24-4/1.フルコーラス本格作り込み

⇒ Vocal収録依頼

4/2-6.空間系エフェクト調整
4/7-8.PAN、オートメーション仕上げ
4/9-22.GUMI版MIX、マスタリング最終調整

GWにVocal版MIX
連休明けアップ

うまくいくかな?
まだVocalのMinnoさんの都合確認できてないし、ボカロ調教後の本格的作り込みはやってみないとわからないところある。
このとおりできるという保証はないけど、これを目標にがんばろう。


ボカロPを始めたばかりの5年前は、途中経過をアップしてネットでアドバイスをもらいながら進めてたけど、変なコメントもらったりしてイヤな思いもしたこともあって、

今は最終まで音は出さないことにしてる。
けど、途中経過の音は保存してあるので、全部できたら経過をたどってアップしてみようかな。
ニーズあるのかどうか知らんけどw

次回は英語ボカロ調教終えたところで、ノウハウを少し書き留めて共有します。
お楽しみに!


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#256 blog引っ越しました/ カバー2曲目は5月アップかな

※ボカロPの点五P@20.5th Century Project です。
 blog引っ越してきました!初めての方、よろしくお願いします。

ご挨拶を兼ねて自己紹介を。

・大昔(80年代~90年代にかけて)アイドル作曲家をめざして活動してましたが全く採用されず、1993年にあきらめて引退。
・以後20年間フツーのサラリーマンオヤジをやってましたが、2013年、ボカロに出会い、昔ボツにされた曲をボカロで復活させる活動開始。8曲投稿済。
・現在20世紀の洋楽曲の4つ打ちカバーをYouTubeに投稿するプロジェクト展開中。
(GUMI版と人間Vocalist版を作成。)

20.5世紀P 投稿作品【GUMI】! by 20.5th Century P - ニコニコ動画

Mixしてみた! by 20.5th Century P - ニコニコ動画

20.5th Century Project - YouTube

 

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とりあえず、近況です。

洋楽カバー2曲目に取り掛かってます。
大まかなスケジュールはこんな感じ;

2月: リズムの骨格、全体のアレンジプラン。
3月: フルコーラス仮アレンジ
4月: Vocal収録してもらいつつ、アレンジ仕上げ
5月: Vocal Mix、アップ

いろいろと新たな発見と勉強を繰り返しながらやってるので、ゆるゆると遅れるかも。
気長にお待ちくださいw

作りながら気づいたことなんかをゆるゆる投稿していきます。

ここ1年半くらいの投稿はこちらのblogにコピーしました。
それ以前は前のblogを参照ください。↓

dekunobobenkay.blog.so-net.ne.jp

宜しくです。

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#255 再生数が伸びない原因を分析してみたw

※ボカロPの点五P@20.5th Century Project です。

 blog引っ越してきました!初めての方、よろしくお願いします。

 

ちょとダレてる...

一年以上の修行の末、(Killing Me Softly...の)EDMカバーを完成させ、Vocal版もアップ、 内容的にも自分自身としてはやることはやってクオリティも上がった。

一応の達成感はある。

 

だがっ!!!

 

再生数がサッパリ...

アップから1か月で、

YouTube版 が260再生、

ニコニコ動画版 は110再生...

一生懸命やってもあまりたくさんの人に聴いてもらえないんじゃなぁ...

やっぱり何が悪かったか分析して改善していかないと。

 

ということで恒例の振り返り。

もはやあまり誰も読んでないかもしれないけど、自分の考えの整理の機会でもあるんで、書き残すことする。

1. 選曲の問題

2. アレンジ、MIXの問題

3. コミュニケーションの問題

の3つの観点で再生数が伸びない原因を分析してみた。

 

< 1. 選曲の問題 >

原因1-1. 曲が古すぎて、若い人がほとんど知らなかった

やっぱコレにつきるかな。

Killing Me Softly With His Songは1973年のヒットで、CMで繰り返し流れていたのも'70年代。 ボクの世代だと誰でも知ってる曲なんだけど...

ネットにアップする活動なのにネットによくアクセスする世代が知らない...

ということだと再生数は伸びないに決まっている。

うーん、どうするかなぁ...

 

対策1-1. 次の曲は90年代の曲にする

「20世紀のメロディを21世紀のリズムに乗せる」というコンセプトは変えるつもりはない。

これこそがボクのアイデンティティなのだから。

仕方ないんで、ちょっとでも新しく、ということで次の曲は'90年代の曲にする。

 

原因1-2. 元曲がダンス系の曲でないと、元曲が好きな人は違和感を感じる

タイトルに惹かれてせっかく聴いてくれても、バラード曲がEDMアレンジになっていると、違和感が残ってしまったのかもしれない。

「全く違ったアレンジにもできるんだすごいだろー」

って感じで出して聴いてもらえるのは すでに知名度が上がった人なのだろう。

 

対策1-2. 次の曲は元々ダンス系の曲にする

もう決めたんだけど、曲名公表はアップのメドが立ってから。

 

< 2. アレンジ/MIXの問題 >

原因2-1. EDMらしさ(プリプリ感)の不足

特徴を出そうとして、少しアナログ感のあるEDMということにしたんだが、"EDM"という単語でそれを期待する人はあまりいない、ということだろう。

守破離」の「守」ができてないうちに「破」や「離」を狙ったってダメなのだ。

 

対策2-1. ベース、シンセのプリプリ感をもっと出す/ ギターは当面封印

基本的な「EDMらしさ」が出るように、ベース、シンセの音色、エフェクトはかなり変更が必要だろう。

最終的には特徴を出すためギターを入れていきたいんだが、まずは基本ということでギターは封印する。

 

原因2-2. Vocal調整が甘い

ボクはVocalには手を加え過ぎない方がいいと思ってる派だが、やはり聴く人からすると、調整が甘いとクオリティを低く見られてしまう。

「20世紀のメロディを届ける」と言っている以上、

メロディを伝える手段であるVocalへのこだわり

はもっと持つべきなんだろう。

 

対策2-2. ボカロの調教、Vocalのピッチ、タイミング修正をもっと厳密にやる

 

< 3. ターゲットとのコミュニケーションの問題 >

原因3-1. 海外の人たちとのコミュニケーション不足

「洋楽カバーを海外に発信する!」

と言いながら、ツイッター英語垢のフォロワー数はたったの50人。

しかも半分は怪しい感じ...

英語得意じゃないくせに垢作ったりしたもんだから、つぶやくのも面倒になって垢作っただけになってる。

もう今更この歳で英語勉強しようったってどんだけ向上できるのか疑問。

もう5~10年ほどで翻訳ソフトが向上し、日常会話は支障なくなるって話しだから、 英語の勉強なんかに時間をかけるんだったらアレンジ/MIXの勉強した方がいいだろう。

しかしそれまでの間どうやってつなぐのか...

ここは他力本願にすがるしかないか

 

対策3-1. プロジェクトメンバーに英語の得意な人を入れて対外コミュニケーションを強化する? ただしもう少し先か。

"20.5th Century Project"は、動画師さん、DJさんもまだ入ってもらってないし、VocalのMinnoさんもゆるいコラボということにしてる。

メンバーに「英語スポークスマン」みたいな役割を持ってもらうのは、もっと軌道に乗って固定メンバー化してからだろうな。

しかし、軌道に乗せるには海外とのコミュニケーションは欠かせないだろうし...

うーん、コレは困った...

やっぱり現実的には対策3-2を先にやってからなんだろうな。

 

原因3-2 日本の洋楽好きの人たちにリーチできていない

同世代の音楽好きの知り合いに聴いてもらったところでは、すこぶる評価が高い。

しかし、その人たちはツイッターもやってなければ、ニコ動もボカロも見てない。

今のツイッター日本語垢のフォロワーさんはボカロ関係の若い人たちがほとんどだから、この洋楽カバーのVocal版は別の方法でリーチすることを考えなければいけないのかも。

 

対策3-2 TwitterFacebookに洋楽垢を作って、洋楽好きの人たちとのコミュニケーションを深める。

新旧のおすすめ洋楽曲について投稿していく。

その垢で洋楽カバーの宣伝もする。

とくに、Facebookの洋楽関係グループに参加してつながりを広げていく。

洋楽に関しては、Home PageにSelectionもあり、ときどきつぶやいてるのだから、 くだらないツイやマージャンゲームを自粛してこっちに時間を振り向けば、無理なくできるはずだ。

もともと好きなことなんだし。

 

しかし、

Facebookは本名じゃなきゃダメ

だっていうのがネックなんだよな...

とくに、ボクの曲のターゲットは30~40代のNonオタクの人たちになるだろうから、本名/ 顔出ししてない人とのコミュニケーションには抵抗があるんだろう。

でも、同一クラスタにつながろうと思ったら、 Facebookのグループに参加するのが一番てっとり早いし。

いずれこの層に本格的にリーチしようと思ったら、どうしても決断が必要なのだ。

 

うーん、しかしなぁ...

仕事や家族の観点からもそれはさすがにハードル高い。

現時点では、機能してないTwitter英語垢を、日本語で日本の洋楽好きとつながる垢に切り替えるのがやっとってところか。

しばらくは、2つの垢の使い分けでやってみよう。

それぞれもう少し共感してもらいやすい内容で。

ボカロ垢: 点五P@20.5th Century P

DTM、PC関係

+ボカロ:好きなボカロ曲(過去Selectionから) 週1(来週は2~3回)、好きなボカロ曲(最新) 月1。

今月は洋楽垢の投稿もRTして呼び込み。

洋楽垢: でくのぼー Ben慶(点五P)

仕事、家族、サイクリング、ウォーキング、食テロネタ  

+洋楽: 好きな洋楽曲(20世紀ダンス系) 週1(来週は2~3回)、好きな洋楽(最新) 月1。

自分のリプやいいねもそれぞれの垢の方向性に関係あるものに絞ろう。

それからblogも4回に一回くらい洋楽ネタものを投稿しよう。

 

とりあえず、振り返りで今後の方向性は定まったかな。

現実的かつ楽しみながらやれるようにしていこう。

そうしないと続かないしね。

 

でも実は悪いことばかりじゃない。

なんと、今回Vocal担当していただいたMinnoさんから、

「Mix力 ハンパないですねぇ」

と言っていただけた!

かなりウマい人だから、いろんなクリエーターと付き合いがあると思うんだけど、そんな中でここまで言ってもらえて本当によかった。

やってきたこと、目指していることが間違いじゃないって手ごたえバッチリ!

しかも、次の曲も歌っていただけることに!

3~4か月は先になると思うけど、

是非是非お楽しみに!!!

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#254 DTM用PC移行奮闘記

ちょうどカバー曲のVocal Mix完成したあたりからパソコンの調子が悪化。

キリがいいところだったんで思い切ってPC買い換えた。

が、準備も含めて移行に半月を要してしまった。

こんなに大変だったとは...

前回の移行はもっと簡単だったような気がするんだけど...

定期的に起こる事象なので、

手順と注意点を覚えてるうちにちゃんと書き残しておこうと思う。

大まかな手順はこんな感じ。

 

0. 新PCの選定と購入

1. 移行対象アプリのリストアップと最新版のダウンロード

2. 旧PCのデータ整理とバックアップ

3. 新PCのWindows立ち上げ、DVDドライブ接続、ネットワーク接続

4. 添付の基本アプリ(ノートン、オフィス)のインストール

5. バックアップデータを新PCにコピーブチ込み

6. インストール済アプリの不要なもの消去、常駐・スタートアップ最適化

7. Windows10の各種設定最適化 (処理負荷の観点から)

8. e-mailの設定、移行

9. プリンタ、スキャナの接続

10. 移行アプリ(DTM用以外のもの)インストール、動作確認

11. DAWとボカロのインストール

12. 音源、エフェクトのプラグインインストールと設定

13. 過去曲の動作確認

 

いやー、まいった。 同じWindows10どうしだし、

もっと簡単にできると思ったけど甘かった。

注意点、工夫点について、いくつかピックアップしておきます。

 

0. 新PCの選定と購入

予算の都合や使用環境、制限もあるだろうから、一概にオススメというものは無いと思う。

けど、今回自分の条件ではかなりムダなく最適化できたと思うんで書き記しておく。

機種はiiyamaの"STYLE∞"シリーズのBTOパソコン。

DTM用は基本的にBTOがいいと思う。

余分な添付ソフトは処理負荷もお金もムダだし。

CPU: Core i7 7700Hz

メモリ: 32GB

ディスプレイ: 17inch (オヤジなのでデカくないと見えない...)

SSD: 500GB

HDD: 2TB

 

処理能力重視で結構なハイスペックにしたが、そのかわり、グラフィックス関係は省いた。

ゲームはほとんどやらないので。

22万にもなったんで、大事に使っていく。

まだ旧PC生きてるんで、音楽編集以外はなるべく旧PCを使って新PCは酷使しない ようにする。

このblog更新も旧PCでやってますw

 

2. 旧PCのデータ整理とバックアップ

今回は旧PCが生きてるうちの生前退位なんで、新PC買ってからバックアップですんだけど、突然死の可能性だってあるから、普段からやってないと。

でも頻繁にやるとディスクに負担もかかるし、時間的にも大変。

なので、ボクは年3回(正月休み、ゴールデンウィーク、お盆休み)に丸々バックアップをして、それ以外のときには重要ファイルのみバックアップする運用にしてる。

重要ファイルとは購入ソフト関係、制作した音楽関係、個人で撮った写真、各種サービスのID、パスワードなど。

 

3. 新PCのWindows立ち上げ、DVDドライブ接続、ネットワーク接続

4. 添付の基本アプリ(ノートン、オフィス)のインストール

インストールにドライブやネット接続が必要なものもあるので、最初に3はやって、直後にウィルス対策ソフトを立ち上げないと。

 

5. バックアップデータを新PCにコピーブチ込み

それからバックアップのコピーは時間がかかるんで、コピー命令をかけて次の工程に進むと時間の節約になった。

この次の工程はググっていろいろ調べながらになるんで、結構時間がかかる。

 

1. 移行対象アプリのリストアップと最新版のダウンロード

6. インストール済アプリの不要なもの消去、常駐・スタートアップ最適化

7. Windows10の各種設定最適化 (処理負荷の観点から)

コレは結構大事。

DAW動かすと処理負荷かかるから余計なものが動かないようにスリム化 しておかないと。

1. は手順確認のため、ということもあるけど、必要性の再確認にもなった。

厳選していらないものは移行しないという判断もした。

今回2~3割減らした。

6. はコントロールパネルでインストール済のソフトを見て、わからないものはググって確認して必要ないものはアンインストールしておいた。

7も、ググっていろいろ調べてたら、オススメ設定や注意点が書かれているWebページたくさんあったんで、よく読んで最適化しておいた。

デフォルトだと結構ひどい状態だったと思う。

PC移行しなくても一度ちゃんと調べて最適化することをオススメします。

 

8. e-mailの設定、移行

9. プリンタ、スキャナの接続

DTM関係のソフトのアクティベーション関係でe-mailを使うこともあるし、過去のe-mail遡ってライセンス、パスワード調べたりってことも必要なんで、ここで8を実行。

不要なメールはこまめに消しておかないと、容量が多くなって大変。

あと、DTMやってる人はWebメールはオススメできません。

過去メールが保存されなかったり、別PCに移行できなかったりするんで。

ダウンロード購入したものの購入時のライセンス類見れないと死ぬ から。

ボクはオフィスを購入してOutlookを使えるようにしてます。

それからオヤジはマニュアル類をプリントしないとやりにくいことも多いんでプリンタ接続やっとかないと。

 

10. 移行アプリ(DTM用以外のもの)インストール、動作確認

概してDAWや音源、エフェクトのPlug-inは不安定なものが多いから一番最後にした方がいい。

先に他のものを全部すませて安定してること確認しないと、何が悪くて問題が起こったかわからなくなる。

 

11. DAWとボカロのインストール

ここでやっと本題に入る。 DAWCubaseなんだけど、購入時のパッケージが7.5で、7.5-->8-->9-->9.5とアップグレードをダウンロード購入してるから、4回インストールが必要だった。

めんどくせー、いっぺんに9.5入れられないの?って思ったけど方法わからなくてあきらめて4回インストール実施。

それぞれ買ったときのe-meilも、インストーラーも保存してたんで滞りなくできた。

保存は本当に大事!

面倒だと思ったんだけど、Cubase 8で作った曲を9.5で動かしたら、なんか音がぐちゃぐちゃになってた。

Cubase添付のエフェクト類のパラメータが変わってしまっているものがあるようだ。

Cubase 8で動かしたら正常に鳴った。

面倒でも、各世代のバージョン入れておくしかない ようだ。

これだとどんどん容量の大きなPCが必要になってしまうんだが...

 

ボカロはすんなりいかなかった。

ボカキューv4とGUMIのv4を買った時にv3を捨ててしまったようでv3で作った曲がうまく鳴らなくて焦った。

が、VSTの指定をv4に変え、Singerの変更も全イベントについて行ったら何とか正常に鳴ったんでホっとした。

けど原因がわかって正常に鳴るまで半日要してしまった。

残念ながらMegupoid TalkのCD-ROMとパッケージが亡くなっていて、移行できず。

結局使ったのは同梱されてた笑い声だけだったんで、WAVファイルのコピーが使える状態にはなってたんであきらめた。

 

12. 音源、エフェクトのプラグインインストールと設定

13. 過去曲の動作確認

これがいちばん時間を要した。

音源ごとにアクティベーションのやり方も違うし、一つ一つ調べて着々とやるしかない。

あまりいろんなものを入れると本当に移行には苦労するから、必要最低限のものにしぼった方がいい と思う。

やはり大事なのは購入時のパッケージ、e-mail、ライセンスなどの情報は決まったところにきっちり保存しておくこと。

それにつきるゎ。

今回はちゃんと遡れたけど、e-mailアドレスを変更して古いアドレスにライセンス関係のメールを受けてたケースがあったりすると、過去メールを参照できる環境を確保しておかないと大変。

動作確認も重要。

インストールできたー、と思ったら、Plug-inによってはDAW側から軌道してIDやアクティベーションしないとエラーになってるものとかあったし。

あと、Cubase9.5では32bitものが動かないので、フリーのもので64bit版が出てるものはダウンロードし直して、プロジェクトファイル側で指定し直したりとかの手間もかかる。

64bit版出てないものはあきらめて同様のエフェクト、音源に切り替えるしかない。

なので、移行は制作のきりのいいところでやらないとダメ なのだ。

やっぱり環境移行はかなり時間がかかることを覚悟した方がいい。

 

寿命が近いか、と察知したら、生前禅譲した方がいいと思う。

DAWでの制作活動を途切れさせないためには必須だと思う。

新PCの設定をしていてわからないときに旧PCはどうなってたのかな?

って覗いて見たり、横に並べて設定したものもあった。

これができないと最悪環境移行に失敗することもあったと思う。

制作の区切りがついたな、と思ったら、購入4~5年たったPCは移行しておいた方が無難かもしれない。

ということで、

DTM用PC移行の苦労話を終わります。

お役にたてましたかな?

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