制作の途中経過をアップしていく企画。
今日は、コードの最適化。
ボクはメロから作ってコードをあてる派。
先にコード決めるとなんかのパクリになっちゃいそうで...
コードあてる段階で、メロを補正することもあるけど、
とにかくメロを先にすることで自由度が増す気がする...
コード理論はあまり気にしないでw
でもコード当ててみると結局王道進行だったりする。
今回も聴いてわかる通りサビは王道進行だしwww
で、どうやって考えるかというと、
いつもこういうコード譜を作ってから打ち込み開始する。
曲の構造を組み上げて把握してからじゃないとワケわからなくなるし。
まず、もとのコードはコレ。
だいたい昔作った曲の焼き直しだから、もともとのコード自体は
メモがあることが多いんで、それを転記。
でもだいたいダイアトニックコードで、工夫がないw
まぁ、ど素人だったよなw
で、今回見直したのがコレ。変えたところが赤の部分。
あ、紙面上入んないんで sus4は"4"とだけ、sus2は"2"とだけ記述してます。
そして、前回のワンコーラスに適用してみた。こんな感じ。
どう?若干いい感じになったでしょう。
ポイントと書くと;
・今回の焼き直しでサビは転調して2度上げてる。
⇒ 元のアレンジだと、サビの入りが弱かったのが、解消した感じ。
・ドミナントのメジャーをマイナーに部分転調して、サビ感出しました。
よく使う手。(Bメロ後半のB♭m、サビ最後のCm)
・サビの後半にsus4入れてます。これも定番ですね。
・さて、ボクの特徴的なのは、ドミナントの6thですね。
Aメロと間奏の最後にだけ使って余韻を持たせる形。
・もう一つは、Bメロとサビの中間でsus2を使ってます。
同じパターンの繰り返しの時に混ぜると雰囲気変わる感じが好き。
そのほか、ボクはEDM曲だとメジャーセブンスはあまり使わないですね。
なんか歯切れが悪くなる感じで...
バラードだとかファンクだとオサレ感出ていいんだろうけどw
まだカンペキじゃない感じ。アレンジしながら部分的に変えていくかも。
とくに、サビが終わって、転調から戻るところがうまくない感じ。
Augとかdim使った方がいいかも...
そのほか、いいアイディアあったら教えてください。
このあたりはまだ人に教えるレベルじゃない感じ。
っていう具合に、だいたいダイアトニックコードを適当にふって、
DAWにワンコーラス仮入力して、鳴らしながらコードの最適化をする、
というのがボクのやり方。
ボクの使ってるCubeseにはコードトラックの機能があるんで、
素人が試しながらやるのに便利。
今回はルートまで大きく変わったところはなかったけど、
変わる可能性もあるんで、ベースはコード最適化した後に入力する。
こんなもんです。
曲作りにトライ中の方のヒントになれば。
次回から音作りの話になりますが、まず、MIX全体の考え方の説明をします。
MIXノウハウ(Vocal MIXじゃなくて、曲づくり全体の方)をバーンと公開しちゃうよ!
書籍やWebによく書かれているコツもあるけど、ボク独自の工夫もあるよ!
お楽しみに。
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